小学2年生になったHSC(人一倍敏感な子供)の我が息子。
毎年、クラス替えのある小学校なので、初めてのクラス替えを経験しました。
しかし、1年生の時に仲が良かったお友達とは、皆離れてしまったようです。
新しいクラスには、前のクラスで同じだった子と学童で顔は知っている子はいますが、仲があまり良くない様子。
新しいクラスでも、その内に気の合うお友達が出来るといいなと思って迎えた月曜の朝。
登校時間になると、少し大きめの新しい靴下に違和感を感じている様子。
一度、家の外に出ましたが、靴下が気になるようで、家に勝手に戻ってしまいます。
と、声をかけるとなんだか様子が変。
固まってしまいました。
これは、息子の「学校に行きたくない」サインです。
と、聞くと
と、頷く息子。
やはり、不安的中です。
詳しく話を聞いてみると
「新しいクラスには、友達がいないから、休み時間に皆が一斉に校庭に行ってしまったら、僕はどうすればいいの?1人になってしまう」
とのことでした。
新しいクラスに馴染めないことが原因のようです。
しかし、まだ2日しか過ごしていないし
しかも短縮で実質4時間ほどしかクラスで過ごしていないので、当然のことだと思います。
なんとか前向きに説得するも
息子は一度行きたくないと思ってしまうと頑なで気持ちが変化することはありません。
ここで、無理強いして連れていっても、繊細な息子には逆効果なのです。
息子の場合は、その気持ちに寄り添うことが大切です。
と、伝えると
と、笑顔が戻り、約束してくれました。
そして休むことを学校に連絡しました。
担任の先生には
「今が大事な時期なので、遅れてでも良いので出来れば連れてきて下さい。」
と、言われましたが
「今日はもう難しいので、明日は必ず送り出します。」
と、伝えました。
ここまで読んでみると、冷静な対応をしているように見えますが
やっぱり「学校に行きたくない」と言われると、親は当然困ってしまいますよね。
私もHSPなので、息子がクラスで一人ぼっちなのかもしれないと思うと
息子の辛さに共感しすぎて、涙が止まりませんでした。
楽しく学校に通えていたのに
毎年クラス替えなんて、繊細な子供には酷過ぎると感じたりもしました。
なんだか、振り出しに戻った気分です。
夫に、そのことを相談すると
夫は息子の為に手紙を書いてくれました。
息子は、好きなゲームを夫に手伝ってもらうことが多々あります。
そこで、手紙には
と、提案したのです。
次の日の朝、息子にその手紙を見せると少しやる気になっていました。
そして、約束通り
学校に登校して、ひとまずホッとしました。
夕方に、学童にお迎えに行くと
と、嬉しそうに報告してきた息子。
詳しく話を聞くと
新しいクラスの子は2人で、4人は学童の子のようでした(笑)
それでも、クラスの子と話せたようで安心しました。
息子は、自分から話には行けないタイプですが、お友達の方が話しかけてくれたようです。
担任の先生からも、電話があり
「様子を見ていましたが、○○くんと○○くんなど、2,3人と話して、休み時間を過ごしていました。」
との報告がありました。
先生の話を聞いて、ホッと一安心しました。
こうやって、少しづつ少しづつ
新しいクラスにも慣れて、また楽しく学校に通えることを願っています。
ちなみに、1年前は
「学童に行きたくない」問題で悩んでいたのですが
今は「学童は行きたい」と言っていて
学童ではクラスが離れてしまった仲良しのお友達と遊べる時間があるので、学童に通っていて本当に良かったと感じました。
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