小学生になった息子。
保育園時代は、少人数で男女仲が良い穏やかなクラスでした。
クラスには、乱暴的な子や問題児的な子もいなくて、ほとんどお友達トラブルはなく、楽しく過ごしていました。
しかし、小学生になってから
一気にお友達トラブルが増えて
親としては、初めての経験に悩むことが多くなりました。
人一倍敏感な息子
息子は、私に似て繊細な部分があります。
HSC(人一倍敏感な子供)の傾向があると感じています。
怒られることに人一倍恐怖を感じていたり、男の子が好きな『戦隊もの』には一切興味がなく見たことがありません。
しかし、同級生の男の子たちは、もちろん『戦隊もの』が大好き。
遊びの中で、手が出る事も良くある様子。
お友達は、遊びのつもりでも、息子にとっては苦痛に感じてしまうのです。
学童に迎えに行くと
『今日は、○○に忍者ごっこと言われて、沢山叩かれた。』
『○○に頭ぐりぐりされて、たんこぶが出来た。』
などなど、身体的苦痛を訴える事が度々ありました。
私は、学童の支援員さんなどに相談しながら、その都度見守っていました。
徐々に、新しい環境にも慣れていて、お友達も増えていきました。
その中で、仲良くなった同じクラスのAくん。
Aくんは、乱暴的な子ではないようで、息子も一番仲が良いと話していました。
しかし、先日
そのAくんから
『○○はこの世界にいないんだ。』
と、言われて話さなくなったそうです。
きっと、Aくんは悪気はなく、遊び感覚でそうゆう発言をしたのだと思います。
しかし、繊細な息子はとても傷付いてしまったようでした。
私も仲良しのお友達とはいえ、息子が傷ついている姿に胸が痛くなりました。
次の日、朝起きると
「なんか、お腹がゆるい。。」
と、訴える息子。
「う○ち出そうなの?」
と、聞くと
「ううん。」
とのこと。
これは、きっと
『 学校に行きたくないサイン』だ。
「もしかして、昨日のAくんとのことで学校行きたくないのかな?」
と聴くと
「うん。。」
と、頷きました。
私は、学校をお休みさせることにしました。
学校休むことになり、パッと晴れやかな顔になった息子。
ダラダラとYouTube見たり、ゲームしたりしている様子を見ていると、ついイラっとする私。
本当だったら、学校で勉強している時間なのにな~。
体調不良ではないのに、休ませたことに少し罪悪感も感じてしまいました。
そんな思いを頭の中で巡らせながら、Twitterを眺めていると
同じように、その日お子さんをお休みさせたフォロワーさんのツイートを発見。
そこには
学校生活に少し疲れたこどもが『リフレッシュ休暇』でお休みした
と書かれていました。
その方の考えとして
『疲労も立派な休む理由になります。』
とおっしゃっていました。
そうゆう見方もあるなぁ、素敵だなぁと
『リフレッシュ休暇』という響きに心が救われました。
『心が辛い』時も
無理せずにお休みすることも必要だと
前向きに捉えることが出来ました。
1日ゆっくり休んで、次の日には学校へ行った息子。
お友達とも、今までのように普通にお話出来たようです。
学童の支援員さんにも、事前に電話で報告しました。
Aくんに
「言葉の暴力っていうものもあるのだから気を付けよう。」
と、注意してくれたようです。
まだ、低学年なので、それが『悪い』ことだと思っていないようでした。
息子にも
「イヤだと思ったことはイヤだとはっきり言うんだよ。」
と伝えてくれたそうです。
親の私が出来ること
これから先も、きっとお友達関係で傷ついたり、辛い思いをすることもあるでしょう。
「遊び」が延長して「いじめ」に発展することもあるかもしれません。
親の私が出来ること。
- 家では、心がホッと出来る安らぎの場所であること
- たくさん話を聴くこと
- スキンシップをマメにすること(本人が嫌がるまでは)
- 「大好きだよ。」「宝物だよ。」など愛情表現を言葉で伝えること
- 休日は、楽しい時間を過ごすこと
思いつくままに、ざっとあげてみました。
子供との時間を大切にして、子供のSOSに気付いてあげられるように、寄り添っていきたいと思います。
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