現在、小学1年生の息子がいます。
初めての小学生ママになり、もう少しで丸1年。
最初は、慣れない小学校生活に息子はもちろんのこと、親の私も初めての経験で悩むことが増えました。
まず1番は、お友達関係です。
繊細な息子は、小学校で新しくお友達になったちょっと乱暴なジャイアン的な男の子Tくんにいじわるされることが度々ありました。
その子は、息子以外にも被害を受けている子も多いようで、いわゆる問題児という感じ。
同じクラスで学童も一緒なので、一緒に過ごす機会が多いTくん。
最初は、その子のことをすごく嫌がって
などの度々報告があったのですが
何だかんだ良く一緒に遊んでいて、今はそうゆう話も聞かなくなり、仲の良いお友達の1人になっていました。
のび太とジャイアンも何だかんだ言って一緒に仲良く遊んでますよね(笑)
息子達もそんな感じの関係です。
しかし、先日。
学童にお迎えに行くと、息子の様子が明らかに変。
これは何かあったなぁと話を聞くと
と、涙を浮かべて話してくれました。
Tくんは、遊びの途中で息子に対して多分冗談のつもりで
『もう明日から一生、一緒に遊ばないから!』
みたいな事を言ったようです。
息子は、その言葉を真に受けてショックを受けていました。
親の私から見たら、仲良い子供同士のそうゆう発言はきっと冗談だろうなと思うけれど、繊細な息子は、その言葉通りを受け取って傷ついてしまうのです。
私もHSP気質があり、相手のきつい言葉に傷ついてしまうところがあるので、痛いほど気持ちが分かります。
すぐに学童クラブに戻り、支援員さんに報告しました。
すると、わざわざ車にいる息子のところまで来てくれて話を聴いてくれました。
支援員さんに話すと、息子の表情も変わりスッキリした様子。
その後、家ではいつも通り元気過ごして、次の日の朝も元気に登校。
Tくんとも、いつも通り遊ぶことが出来たようです。
以前にも似たような出来事があり、その時は別のお友達でしたが、次の日学校行きたくないとお休みしました。
この1年間を通して、息子も新しいお友達との関係の中で、精神的にたくましくなりました。
そして、支援員さんにちゃんと自分の言葉で伝えたことで、息子の中で気持ちが落ち着いたようです。
この1年間で、学童の支援員さんへの信頼も強くなったんだなぁと感じました。
息子が生まれて親になった7年を振り返る
この出来事を通して、息子が産まれてからの7年間を改めて振り返ってみました。
3歳まで言葉の遅れがあった息子は、市の発達支援教室に通いました。
通っていた当時、幼稚園の入園面接があり、発達の遅れやこだわりの強さから「発達障害」かもしれないと入園を遠回しにお断りされることも。
その時は、本当に辛くて悲しくて、発達支援教室の相談員さんに泣きながら相談。
とても親身になって話を聴いてくれました。
そして、相談員さんから保育園を勧められて、無事に入園が決まりました。
保育園では、息子のペースを尊重して保育して下さり、息子が登園拒否してギャン泣きした時は、園長先生が車まで来て抱っこして連れ出してくれたり。
妹が生まれることへの息子の赤ちゃん返りにも寄り添ってくれました。
息子は、園長先生が大好きでとても信頼していました。
そして今。
学童の支援員さんにも、今までお友達関係のトラブルに対して何度も相談して親身になってもらっています。
こうやって改めて振り返ると
息子を通して出来た新しい環境の中で、その時々で繊細な息子に寄り添ってくれる人達がいること。
私たち親子は支えられていることに改めて感謝の気持ちが溢れました。
子育ては、いくつになっても悩みは尽きませんが、沢山の人に支えられて親子で成長しています。
ママ友と呼べる仲の良いママは7年間ずっといませんが、保育園でも通学班のママさん達も良い方で、嫌な思いをすることは今のところなく過ごすことも出来ています。
本当に有難いなぁとしみじみ感じている今日この頃です。
最後に
子育ての先輩に話を聴くと
「子供はどんなに大きくなっても心配は尽きないものだよ。」
と、言われました。
これから先、小学校中学年・高学年、中学校、高校と続き、その時々で新たな悩みが出てくると思います。
その時は、また周りの人に相談して、親子で一歩ずつ前進していきたいと思っています。
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