今日は市の親子教室の日でした。
親子分離の日で、自由遊び後は、親は別部屋で勉強会があります。
最初の自由遊びの時間は、おままごとセットで遊んでいましたが
他の男の子がこの後ママと別れるのを察して泣いていて
そのお母さんが
「もう分かってて泣いている。」
と苦笑いしていましたが
「うちの子もいなくなったら、すぐ泣いちゃうと思います。」
と話していたら、その会話を理解したのか
息子も遊びを辞めて、私にくっついて甘え出しました。
その後、自由遊びの時間が終わり
おもちゃをお片付けしている間にお母さんたちは別部屋に移動しますが
息子は私にくっついて来たので、スタッフの方に息子をお願いして
「先生とお友達と仲良く遊んでね。」
と言うと、寂しそうな顔で私に手を振ってくれましたが、すぐにギャーっと泣き出しました。
今回は臨床心理士さんによる心理の勉強会でした。
発達の遅れや集団行動に心配がある子供の特徴や接し方などを学びました。
- 子供それぞれの成長スピード、順序があること。
- 子供が主体的に身体をしっかりと使い、多様な遊びを経験すること。
まずは子供に安心感を与えて、興味を持ったことから少しづつ遊びの幅を広げてあげることが大事だと学びました。
勉強会が終わり、子供達がいる部屋に戻る途中
他のお母さんと会話していて
「うちの子は私と離れても平気で遊んでいるみたいで
少しは寂しがってほしいと思う。
お母さんがいなくて泣いているのって可愛いじゃないですか。」
と話されていました。
その後、部屋に到着すると
息子がギャーッと泣きながら、一目散に私の元に駆け寄っている姿を見て、とても愛おしい気持ちになりました。
きっと、こうやって母を求めて泣いてくれるのも後何年もないのかもしれない。
そう思うと、今この瞬間を大事にしたいと強く思いました。
今回、サポート役で前回の教室の先生方も参加していて
帰り際に
「○○くん、とても成長しましたね!
最初と最後は泣いていたけど、しっかりと参加していましたよ。
これも、お母さんが穏やかに成長を見守ってきたからですね。」
と、言って下さいました。
常に穏やかに子育てしていたわけではないけれど、お誉めのお言葉を頂き、嬉しい気持ちになりました。