昨年、カインズの珪藻土商品から法令の基準を超えるアスベスト(石綿)が含まれている可能性があるというニュースが報道されました。
2018 年 5 月 26 日より 2020 年 12 月 12 日まで販売いたしました一部の珪藻土商品において、法令の基準を超える石綿(アスベスト)が含まれている可能性があることが判明いたしました。
つきましては、対象商品をお持ちのお客様は、直ちにご使用中止をお願い致します。対象商品を回収させて
いただきます。
https://www.cainz.co.jp/images/information/pdf/20201215_info.pdf
アスベストとは
なぜ、基準を超えるアスベストが出ると問題なのか?
それは、健康被害を及ぼす危険性があるからです。
アスベスト(石綿)は、天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。
石綿は、極めて細い繊維で、熱、摩擦、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから、建材、摩擦材、シール断熱材といった様々な工業製品に使用されてきました。
しかし、石綿は肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり、現在では、原則として製造・使用等が禁止されています。
アスベスト(石綿)とはどのようなものか|アスベスト(石綿)とは|アスベスト(石綿)とは?|アスベスト(石綿)健康被害の救済|独立行政法人環境再生保全機構
カインズの珪藻土マットを購入したばかり
実は、報道が出る数ヶ月前にカインズで珪藻土マットを購入したばかり。
対象商品を調べてみると、私が購入した商品もリストに掲載されていました。
カインズの会員登録をしていたので、メールとアプリでも通知がありました。
お手持ちの商品をビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして回収まで保管をお願い致します。
ごみとして廃棄したり、指定の方法以外で返却したりしないようにお願いいたします。
大きな袋がなかったので、ゴミ袋を入れてガムテープでしっかりと止めて保管しておきました。
その後、回収方法の詳細がメールで届きました。
https://www.cainz.co.jp/images/information/pdf/20201222_info.pdf
その後の詳しい検査により、実際に基準を超える数値が検出された商品は5品のみ。
安全を第一に考え、検査では検出されなかったものの、法令の基準を超えるアスベストが含まれている可能性がある 12 商品を合わせた合計 17 商品を今回、回収対象と致しました。
私が購入した商品は検出されなかったようです!
けれど、安全の為に回収対象になりました。
対象商品については、通常の使い方で使用している限りは
アスベストが飛散するおそれはなく、健康上の問題を生じさせるおそれはないそうです。
しかし、削ったり割ったりした場合など破損したときには飛散するおそれがあるとのことでした。
回収方法
回収方法は2種類ありました。
① 店舗へのお持ち込みが可能なお客様
お手持ちの商品をビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、最寄りの店舗までお持ち下さい。
店頭にて、商品回収とご返金をさせて頂きます。
② 店舗へのお持ち込みが難しいお客様
最寄りの店舗、又はお問い合せ窓口までご連絡下さい。
お手持ちの商品は、ビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、商品回収までご自宅で保管して頂くようお願い致します。
直接、店舗へ
そして、先日。
カインズに立ち寄り、返品してきました。
返品専用カウンターがあり、店員さんに商品を返品。
そして、返金とお詫び品としてクレラップを頂きました。
ラップは、クレラップが一番好きなのでちょっと得した気分です。
お詫び品は、カインズオリジナル製品じゃないんですね(笑)
ニトリの商品でもアスベストが検出
珪藻土については、カインズに続いて、ニトリでも検出されましたね。
https://www.nitori-net.jp/ecstatic/image/pdf/nitori_inspection_20122515.pdf
ニトリでは、検査対象の商品 62 品目のうち、8 品目が検査不合格品とのことです。
最後に
珪藻土マットは、すぐに乾いて衛生的でとても便利です。
ネットでも、珪藻土マットは多数販売されていますが、当分は普通の布製のバスマットを使用しようと思います。
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