前回の記事で、実家で躾についての討論から父と兄の大喧嘩に発展した、その後の話です。
朝、息子がなかなか起きずに愚図る件ですが、寝る前に
「明日は7時に起きようね!」
と、しっかりと伝えて寝るようになったら、割とすんなり起きてくれるようになり、愚図ることなく登園出来ています。
前回、実家で私の父に厳しく怒鳴られた息子は、じいじの事が大好きだったのですが、トラウマになってしまったようで、次に実家に泊まった時は、気持ちが少し不安定になり、じいじを避けるようになってしまいました。。
その様子を見て
『 やっぱり、あんな怒鳴り方をしたら、子供は怖がってしまうよ。』
と、父を責める気持ちが心の中で湧いてきてしまいました。
その後、父と2人きりになった時に
「本来なら、親であるお前達がちゃんと叱らなければならない。
悪いことをした時は、どちらかがしっかりと子供を厳しく叱って、もう1人が優しく包み込んであげるべきだ。
俺も嫌われてまで怒りたくはなかった。」
と、伝えられました。
その内容から、大好きな孫に避けられたことに対して、ショックを受けていることを感じました。
父にとって、孫の存在が生きる糧にもなっていて、夫が夜勤の時は実家に泊まったり、一緒に旅行に行ったりすると、いつもより笑顔が増えて喜んでいました。
息子が父を避けるようになったきっかけを作ったのは、父ではなく私なんだとハッとさせられて胸が痛くなりました。
夫が息子を甘やかしてしまうと実家で愚痴ったことがきっかけとなり、私たち親がしっかりと言うべきところを父も言葉は悪いにしても息子の事を思って代わりに叱ってくれたのです。
父に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
私は、息子の目をしっかりと見て
「じいじは、○○のことが大好きで大事だから怒ってくれたんだよ。
じいじは○○のこと大好きなんだよ。」
と、伝えました。
息子は私の目をしっかりと見つめて
「うん。。」
と言ってくれました。
「じいじのこと嫌いになっちゃった?」
と聞くと
「嫌いじゃない。。」
と、言っていましたが、少し複雑な表情をしていました。
そして、一昨日。
保育園にお迎えに行き、もう一度息子に同じような事を伝えて、実家に向かいました。
実家に着くと、前回とは違いニコニコ笑顔の息子。
父の元にも、最初は少し恥ずかしがって避けましたが、その後、父に抱っこしてもらい喜んでいました!
その姿を見て本当に良かったと思いました。
息子も4歳となり、落ち着いた口調で想いを伝えたら、ちゃんと理解してくれたんだと嬉しくなりました。
元々、父と息子のじいじと孫としての信頼関係があったからこそではありますが、前回の息子の様子を見て少し心配になっていたので、ホッと一安心しました。
今後は、夫婦で息子の躾についてちゃんと話し合い、向き合っていきたいと思っています。
相手を変える事は難しいことです。
夫が叱ることが出来ないのなら、私がちゃんと息子に伝えていきたいと思います。