独身の頃から、もし結婚したら、子供はまず女の子が欲しいと思っていました。
私は、母とは友達のような良好関係を築いているので、一緒に買物に行ったり、お出かけしたりしています。
母は、24歳の時に兄を出産。
3年後に私が授かりましたが、統合失調症の症状を抱えていて、育児ノイローゼ気味だったので、中絶を希望していたのです。
でも、父は諦めずに説得してくれて、無事に私はこの世に誕生しました。
その事は高校生の時に、初めて父から聞かされました。
母、心の病気を抱えながらも、必死に兄と私を育ててくれました。
当時の状況を母は、「早く大きくなってほしい。」と思っていたようです。
色々とありましたが、母の症状も年を重ねる毎に緩和されてきて、私自身も母となり、母の偉大さを実感することが出来ました。
そして、今は孫である息子の面倒も良く見てくれて、本当に助かっています。
母も買物での運転などを兄に頼むより、同性である私の方が何かと頼みやすくて安心のようで
「○○がいてくれて本当に助かるよ!」
と言ってくれています。
そして、今では
「私を産んで良かったね~。」
なんて、笑い話のように話しています。
なので、母と自分との関係から、私も娘が欲しい気持ちが強かったのです。
大きくなったら、一緒に買物行ったり、旅行に行ったりしたいな~と漠然と考えていました。
でも、実際に授かったのは、まさかの男の子。
健診の時に男の子と分かった時は、正直少しショックでした。
無事に出産して、初めて息子と対面した時、本当に嬉しくて性別なんて関係なくなりました。
初めての子育ては想像以上に大変で辛いことも沢山ありましたが、それ以上に息子の日々の成長や笑顔に今まで感じたことがない感動や幸せも感じました。
そして、4歳になった息子。
3歳頃までは、多動気味で癇癪も激しかったので一緒にいると心身ともに大変でした。
けれど、保育園入園と共に徐々に落ち着き、今が一番精神的にも体力的にも楽になりました。
言葉も遅く、話し始めたのが3歳後半からだったので、今は息子とのおしゃべりが本当に楽しい♪
そんな中、頻繁に
と、全力で言ってくれるんです!
そして、ギュッーと抱きしめてくれます。
恋人時代は、夫からも「かわいい」とか「愛してる」とか言ってもらえていましたが、結婚してからは一切なし。
20代の頃は、まだ周りの人からもたまに「かわいい」と言ってもられたりしたけれど、30代母になると「かわいい」なんて言ってもらえる機会なんてほぼなし。
なので、息子からの「かわいい」や「大好き」って癒し効果100%なんです!!
こんな頼りない母でも、息子はいつも大好きって言ってくれて、落ち込んだり、凹んだり、疲れたりした時も、息子の笑顔にかなり救われています。
まさに、小さな恋人のようです♡
これって、男の子ママの特権なんじゃないかなと感じています。
でも、こんな風に言ってくれるのもあと数年もないことももちろん分かっています。。
なので、息子の全力の愛を今はめいっぱい満喫したいと思っています♪