こんにちは、愛花です。
先日、父の実家の岩手に両親と兄、私たち家族で帰省しました。
私が物心ついた時には、夏はほぼ毎年岩手に帰省していました。
祖父母が生きていた時は、岩手の実家で1泊してから、次の日は祖父母を連れて東北地方へ旅行に行ったり、北海道も3回旅行に行って沢山の夏の思い出があります。
祖父母が亡くなってからも、まだ父の兄である伯父がいたので、実家に挨拶に行っていました。
けれど、伯父も今年の春に亡くなってしまいました。
伯母もだいぶ前に他界しているので、現在は伯父の息子さんのみが家にいる状態です。
最後の岩手への帰省旅行
父は伯父が亡くなったことで、毎年岩手に帰ることも今年が最後だと言っていました。
東北道を2回SAで休憩して、約6時間ほど運転して埼玉から岩手に向かいました。
丹内山神社
まずは、パワースポットとも言われている岩手県花巻市にある丹内山神社へ。
平安時代、弘法大師(空海)の弟子、日弘によって創建され、藤原清衡公も厚く信仰をよせたと伝えられる神社です。
アラハバキ大神の巨石(胎内石)
ご利益は、安産・交通安全・商売繁盛・受験・就職など。
壁面に触れずにくぐり抜けることができれば大願が成就すると言われています。
けれど、中には別の石が地面より出ていてかなりの段差があるため、壁面に触れずにくぐり抜けるのは今は難しい状態です。
杉の幹に桐の木が生えてきたと伝えられる古木の根です。
力強くパワーを感じます!
道の駅 遠野風の丘
昼食を食べる為に、道の駅「遠野風の丘」へ。
2021年にリニューアルされて、オシャレな道の駅に生まれ変わっていました。
食事処はフードコートになっています。
私は、夢咲き茶屋のおろしきのこそばを頂きました。
蕎麦だけでは物足りなかったので、多田自然農場のバニラソフトクリームを食後のデザートに購入。
ミルク感たっぷりで口当たりなめらかで美味しかったです♪
岩手の実家に挨拶
岩手の実家に立ち寄り、お仏前にお参りしました。
私は、伯父のお葬式には行けなかったので、お仏前の前にある伯父の遺影写真を見て、伯父が亡くなったことを実感しました。
お参りした後は、私も小さい頃に毎年遊んだ近くの川で子供たちは川遊びをしました。
川遊びを満喫した後は、父が予約していた温泉旅館に向かいました。
巣郷温泉 静山荘
遠野市から1時間ほど移動し、秋田県境近くにある温泉旅館巣郷温泉 静山荘へ。
出典:巣郷温泉 静山荘
外観やロビーは古さを感じますが、部屋はリフォームされていて綺麗でした。
出典:巣郷温泉 静山荘
自動水栓でしたし、ドライヤーも設置されていました。
温泉も熱湯でしたが、肌がツルツルとして良いお湯でした。
何より、食事がボリューム満点でとても美味しかったです♪
お刺身、天ぷら、豚肉の蒸し焼きもありました。
出来立ての釜めしも美味しかったです♪
女将さんも気さくで明るい方でアットホームな雰囲気でゆっくり過ごせました。
最後の帰省で想うこと
父は岩手で生まれ育ち、高校卒業後に就職の為に上京。
母と結婚後、両親への恩返しとして岩手にいる祖父母の為に毎年夏に帰省して旅行に連れて行ってあげていました。
経済的に大変な時期もあったようですが、欠かすことはありませんでした。
父は、特に祖母に対する強い想いがあります。
母と私に向かって
「自分だけだったら、おふくろは旅行に付いてくることはなかったと思う。お母さんと孫のお前が一緒だから楽しんでくれてたと思う。本当にありがとう。」
と、涙を浮かべながらお礼を伝えてくれました。
私も思わず涙が溢れてしまいました。
「今回でこうやって岩手に帰ることは最後だと思う。やっと肩の荷がおりた様な気がする。」
と、寂しさも感じつつも、ホッとしたような表情をしていました。
埼玉で生まれ育った私にとっても、岩手は第2の故郷のような場所です。
最後だと思うと、私も寂しい気持ちがありますが、こうやって両親と兄と私たち家族4人で最後に岩手に来れて本当に良かったです。
自分の子供にも数年ではありましたが、私と同じように岩手での思い出を作ることが出来て良かったなぁと感慨深い気持ちになりました。
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