先日の土日に、毎年恒例の24時間テレビが放送されました。
24時間テレビに対しては、毎年否定的な意見が多く見られますよね。
確かに、例年だと障害のある方が過酷なチャレンジをして感動を誘うところや、ギャラが発生しているのに、募金を募ることに対する疑問などなど。
確かに、そうゆう意見があることも分かります。
まぁ私は、あまり深く考えずに、毎年家にいる時間はだいたい見ています。
今回は、新型コロナウイルスもあり、初めての無観客での開催となりました。
テーマは『動く』
新しい日常での第1回目と謳っていて
今回は例年のような過酷なチャレンジはあまりありませんでした。
その中で、マラソン金メダリストの高橋尚子さんが発案した『募金ラン』 が大きな話題になりました。
5km走るごとに、走った本人が10万円募金するという『募金ラン』
海外では『チャリティーラン』はメジャーになっているそうですが、日本ではまだ馴染みはないので、違和感を感じた方も多いのではないでしょうか?
走る前の高橋尚子さんのインタビューで
現役時代に頂いた手紙についてお話されていて、
「生きるのが辛くなっていたけれど、あなたの走りを見て勇気をもらった。私ももう少し頑張ってみようと思えた。」
という内容のお手紙だったそうです。
今回の募金ランについて
『偽善と言われることもある。今マラソンをやる必要があるのか?など色んな意見があると思う。
私に出来ることは走ることしかない。
走ることで、1人でも誰かに勇気を与えることが出来たら。。』
という想いで、今回の募金ランに挑戦されたのです。
私は、純粋に高橋尚子さんの強い想いに感銘を受けました。
そして、高橋尚子さんの想いに賛同した有名人5名がチームQとして、同じ企画に挑みました。
メンバーとして、女優の土屋太鳳ちゃんも走りました。
土屋太鳳ちゃんの走る姿は、本当に美しく綺麗でした!
エンディングでは、高橋尚子さんの元にチームQのメンバーが駆け付けて終了時間まで一緒に走りました。
皆さん笑顔で凛々しくて本当に美しかったです。
マラソン金メダリストの高橋尚子さんと野口みずきさんが並走している姿を見れることはもちろんすごい事ですし
吉田沙保里さん、松本薫さん、陣内貴美子さんという世界で戦ってきた女性アスリートの皆さんの中でも、存在感抜群の土屋太鳳ちゃん。
24時間テレビ終了後に
土屋太鳳ちゃんのインスタの投稿を見ました。
日本にはチャリティー活動が
まだあんまり根付いてないと聞くことがありますが、
確かに寄付や支援に関する話題は
難しいのかなと感じることもあるし
「偽善」という感じ方も存在すると思います。
お金をかけて番組を作るなら、
そのお金を寄付すればいいという意見も目にします。
安全への配慮のしかたや
大事にする視点によって
いろいろな考え方があると思うし、
いろいろな意見があること自体が
とても大切だと思います。
.
そのいろいろな考え方のひとつとして
私が思うのは
寄付や援助だけだと、
「する側」と「される側」という、
2つの立場しか生まないかもしれない。
そうなったら結局
「限られた世界でのやりとり」になってしまって
問題が広く認識されないのかなと思うし
自分自身そう感じる体験もありました。
それはまた26日以降に書きますが、
社会の中で、孤独と闘いながら
踏んばってる人たちがいるということは、
「伝えなければ 伝わらないこと」だと思います。
伝わってないから孤独なのだと思います。
.
私はまだ社会の現実を知らないから
理想だけを思うのかもしれないけれど、
お金だけ渡しても解決しきれないことは多くて、
お金を集めるシステムというよりは
「たくさんの人の心が 集まるしくみ」を
考えなきゃいけない気がしていて、
それにはまず
「伝えること」が一歩なのかもしれないと
自分では思ってます。
若いながらに、しっかりとした考えを持っていて、自分なりの信念を持って参加されたことが強く伝わってきました。
この後の文章には、ワンオペ育児のことなどにも触れています。
土屋太鳳ちゃんのインスタ、ぜひ全部読んで欲しいです。
チャリティー番組としての在り方などを追及すると、色んな意見は大いにあると思います。
けれど、『募金ラン』を通して、高橋尚子さん始め、チームQメンバーから同じ女性として大きなパワーをもらいました。
無性に、SMAPの「Dear Woman」が聴きたくなりました。
本当に皆さんお疲れさまでした!
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