4歳息子が高熱と発疹が出て、高熱が5日続き川崎病と診断。
約2週間の入院となりました。
川崎病とは、全身の血管に炎症が起こる病気です。
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川崎病の1番怖いところは、高熱が5日以上続くことで、心臓の血管である冠動脈に瘤が出来る(冠動脈瘤)ことがあるということ。
急性期にしっかりと治療をすることで、冠動脈瘤を防ぐことが出来ます。
息子も高熱4日目で入院して、高熱5日目で川崎病の症状が全て揃い、川崎病と診断。
すぐさま、免疫グロブリンの点滴投与とアスピリン服用。
息子の場合は、重症度が高くて、ステロイド剤も併用することになり、入院期間も約2週間と長引くことになりました。
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ちなみに、同じ時期に川崎病で入院した向かいのベットの子は、軽度で1週間ほどで退院していました。
入院期間については、症状の度合いにより、約1週間~2週間です。
病院によっては、3週間ほどの入院となる場合もあるようです。
無事に薬が効いて、熱は一気に下がり、あとは、ステロイド剤とアスピリンで経過観察が続きました。
そして、最後の心エコー検査で、冠動脈は問題ないことが分かり、無事に昨日退院することが出来ました!
初めての付き添い入院
息子が入院した病院では、未就学児の場合は基本的には付き添い入院をお願いされます。
家庭の事情で付き添いが難しい場合は、預かり入院にすることも可能でした。
我が家はまだ息子1人だけなので、夫と交代して付き添いすることにしました。
初めての付き添い入院でしたが、想像以上に大変な経験となりました。
まず食事は、付き添い者の分は、自分達で用意しなければなりません。
なので、夫と交代した時に、コンビニや病院の売店で調達することが多くなり、食事代もかかりますし、栄養も偏るし、飽きてきてしまいます。
そんな中、母にお見舞いに来てもらった時に、手作りのおにぎりと卵焼きを差し入れしてもらいました。
形は綺麗ではないけれど、大好きな母の卵焼きとコンビニ食では味わえない柔らかく素朴なおにぎり。
お弁当を作ってもらっていた頃を思い出し、おふくろの味に癒されて、ジーンと来てしまいました。
母に改めて感謝の気持ちを感じる出来事でした。
そして、病室では飲食禁止だったので
合間を見て、ナースステーション近くのデイルームで食事をします。
息子は、4歳となりだいぶ聞き分けが出来るようになったことで、ちゃんと伝えれば素直に1人で待っていてくれました。
しかし、息子より小さい乳幼児の場合、ママがトイレに離れただけでもギャン泣きしたりと、とても大変そうでした。
息子も、きっと1年以上前に入院していたら、ギャン泣きで大変なことになっていたことを容易に想像出来るので、その点においては、このタイミングでの入院で良かったと感じました。
入院した最初の頃は
「家に帰りたい」と愚図る場面もありましたが
後半になると笑顔も多く、看護師さんにお話したり、食事を楽しみにしていたり。
ベット内で遊べるブロック、折り紙、お絵かきなどをして、息子なり入院生活を楽しんでいました。
そんな息子の姿に私の方が元気づけられました。
自分がもし2週間入院したら、そんな風に前向きな気持ちではいれないと思うので、息子の順応性に感心しました。
付き添い入院は、私にとっても、貴重な体験となりました。
無事に退院は出来ましたが
10日間はまだステロイド剤を服用することになり、細菌やウィルスに感染しやすい状態となっている為、保育園登園は控えた方が良いとのこと。
なので、連休明けから、登園予定です。
人混みに長時間の滞在は避けるようにも言われているので、連休はゆっくり過ごそうと思っています。
今後5年間は、定期的に受診することになりますが、何はともあれ、後遺症もなく無事に退院することが出来て、ホッと一安心です♪
▼退院後の様子